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2015.9.15

ヤリおさめサセおさめ。赤線最後の日、女たちは何を思っていたんでしょうか。

カテゴリー:女性限定Love&Erosシアター

みなさん、こんにちは。
新開地映画祭事務局のニシジマです。

 

あっという間に9月中旬。事務局では、
第12回新開地映画祭ウェブサイトの公開に向け、
着々と準備をすすめています。

 

シルバーウイーク前日、
9月18日(金)より各作品の予約がスタートします!

※先着順です。お座席には限りがありますので、
どうぞお早めにーーーーー!

 

 

さて、上映作品の紹介はまだまだ続きます。

 

みなさんは、「赤線」という言葉はご存知でしょうか?

 

戦後、性犯罪の抑制などを目的に、
公認で売春が行われ、警察の地図には、
このエリアを赤い線で囲んでいたことから
「赤線地帯」と呼ばれていました。

 

昭和32年4月1日に「売春防止法」が施行され、
1年間の猶予が与えられたのち、
昭和33年3月31日、赤線は完全に廃止されました。

 

新開地に隣接する福原が赤線地帯であったことも、
いまもその名残があることも、有名な話です。

 

赤線地帯最後の日にまつわる物語を
ドキュメンタリータッチに描いた
日活ロマンポルノがこちら。

 

 

「赤線最後の日 昭和33年3月31日」10月23日(金)20:30~
1974年/日活/64分/R-18/監督:白鳥信一/出演:宮下順子、中島葵、芹明香
赤線最後の日 -昭和33年3月31日―ブログ

(C)日活
ヤリおさめサセおさめ…性なる夜のものがたり。
深夜0時をまわり売春宿に流れた「蛍の光」を、四人四色の想いで聴くハダカの天女たち――。売春防止法が施行される前夜の赤線を描いた日活ロマンポルノ。3部屋同時にお客を入れる人気嬢のヨー子は、おちゃめに部屋を飛び回っては最後の荒稼ぎ。対する母性派のひとみは、ひとりの男をひたすら愛しく抱きしめていた。ピンクネオンに照らされた恋は、されど哀しい夢なのだ…。チャーミングなお客と嬢、おしゃれなビジュアルシャワーも女性必見!
(作品解説:廣田彩香)

 

とってもリアルです。全国各地の赤線で、
こんなふうに様々な物語があったんだろうと
思いを馳せながら観るもよし。

 

日活ロマンポルノらしい笑いの要素を楽しむのもよし、
おしゃれなビジュアルを楽しむもよし。

 

しかもこの作品。DVDが出ていないので、
今回の上映はとても貴重です。

 

 

金曜夜のロマンポルノナイト。
どうぞお楽しみください~!

 

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